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回避性人格障害の話

毎日書こう書こうと思って書いてませんでしたが2回目の投稿です。

今回は私をずっと悩ませている回避性人格障害について。

※比較的気持ちが明るい時に書いたのであまり正確ではありません。

 

回避性人格障害とは?

http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/griffin/avoidant.html

によると

DSM‐Ⅳによる回避性人格障害(Avoidant Personality Disorder)の診断基準

A.社会的制止や不適切感、自己に対する否定的評価に対して過敏性の広範な様式であり、成人期早期に始まり種々の状況で明らかになる。以下の7つの基準のうち、4つ以上があてはまる。

 

1. 人からの批判、否認もしくは拒絶に対する恐怖のために、重要な対人接触のある職業的活動を避ける。

2. 相手に好かれていることを確信できなければ、他人と関係を持ちたいと思わない。

3. 恥をかかされることや馬鹿にされることを極端に恐れて、親密な関係の中でも相手に遠慮してしまう。

4. 人が集まる社会的な状況で、人に批判されることや拒絶されることに心が捕らわれている。

5. 『自分は人と上手く付き合えない』という不適切感によって、新しい対人関係がつくれない。

6. 自分は社会的に不適切である、自分には長所がない、または他の人よりも自分が劣っていると思っている。

7. 恥をかくかもしれないという理由で、個人的な危険を冒すことや何か新しい活動を始めることに対して、異常なほど引っ込み思案である。

らしいです。1、2個くらいは誰にでも思い当たる節があるんじゃないですかね。ちなみに私はこれ全部当てはまります。もう確実に回避性人格障害ですね。

まずは一つ一つ回避性人格障害の人がどう思ってるか説明しようと思います。

 

1.人からの批判、否認もしくは拒絶に対する恐怖のために、重要な対人接触のある職業的活動を避ける。

あぁー・・・まぁ大概の人もちょっとはこう感じるんじゃないでしょうか。ですがたぶん、回避性人格障害の人は普通の人と比べて非常に恐怖を感じます。回避性人格障害は何か物事があるときに考えすぎてしまいます。私は例えば目上の人と合う時は前日からかなり緊張してしまい何も手がつかなくなります。あぁもし失礼なことをしてしまったらどうしよう、それで関係がこじれたらどうしよう、それでまた迷惑をかけてしまう・・・。と、どんどんネガティブな思考に陥ってしまいます。ここで普通の人とちょっと違うと思うのは緊張はちょっとでも考えこんでしまうとすぐに恐怖に変わり、気持ちがどんどん落ち込みます。そして、息をするのすら苦しくなったり、夏場なのに指先、足先が冷たくなったりします。

>重要な対人接触のある職業的活動を避ける。

こうやって逃げ続けて信用を失うんですね。よくあります。

そんなに気にすることじゃないよと思うかもしれませんが、過去にそうなってしまった経験や、緊張してるせいかネガティブな思考以外考えらなくなるのです。

 

2. 相手に好かれていることを確信できなければ、他人と関係を持ちたいと思わない。

これもまさに当てはまります。自分を好いてくれる、認めてくれる人でないと関係を持ちたくありません。自分をどう思っているか分からない相手とは関係を持ちたくないし、どう会話していいのか分からないです。関係を持ちたくないと言いましたが、むしろ人を避けているとも思います。私にとっては人と会うことが恐怖なのです。その恐怖から逃げるために出来るだけ人と関わりたくありません。

相手に好かれていることを確信出来るのに時間がかかり、またそれまでは会話も話題が思いつかなくて友達と呼べる人はあまりいません。

人からどう思われているかをすごく考えてしまってたとえ好かれていると確信出来てもちょっとのきっかけで嫌われるんじゃないだろうかと時々考えてしまいます。そしてちょっとでもキツイことを言われると「あぁ嫌われたわ・・・」と思ってしまいます。で、好かれていることを確信出来ないために関係を持ちたくないと考えてしまいます。うげぇ・・・

 

3. 恥をかかされることや馬鹿にされることを極端に恐れて、親密な関係の中でも相手に遠慮してしまう。

これも結構あります。クズなので少しでも恥ずかしい気配を感じると逃げると思ってたのですが、どうも回避性人格障害のせいみたいです。恥ずかしい思いをしたくないために誘われてもあんまり乗ることはありません。私にとっては恥ずかしいというのは恐怖なのです。ですから怖い思いはしたくないので出来るだけ回避します。

 

4. 人が集まる社会的な状況で、人に批判されることや拒絶されることに心が捕らわれている。

アッ・・・

ここで言う人が集まる所は私の場合、「外」全てです。玄関を出ればもう常に他人の目が気になり非常に疲れます。人に批判されることや拒絶されることは誰でも嫌だと思います。が、これも恐怖になります。例えば、私は極度の場所見知りで知らないところ、慣れないところには行けないです。初めて行く店のシステムが分からないとどうしていいか分からず、まごつくことで人に批判されるかもという感情と恥ずかしという感情が湧き上がります。そして頭が真っ白になって冷静さを失い、どうしても挙動不審になってしまいます。3でも言いましたが、恥ずかしいことは恐怖なのです。なので恐怖を避けるために慣れた場所にしか行けません。常に周りから白い目で見られてないか不安で仕方ないです。ソト・・・イヤダ・・・・ヒキコモッテヨ・・・・・・・・・・・・・・・・・

あまり関係ないですが、今入っているサークルは学内でも比較的人数の多いサークルですが、そこでの飲み会は苦痛の極みです。出来るだけ避けますが、どうしてもと言う場合はずっと一人でtwitterに張り付いています。大人数で居る場所では2の他人が好意を抱いているかどうか分からない人が多いため、どうしても安心して居られません。まぁそろそろやめるけど。

5. 『自分は人と上手く付き合えない』という不適切感によって、新しい対人関係がつくれない。

この通りです。新しい関係を作る前にこう考えて諦めてしまうこともあります。新しい対人関係を作るのは非常に勇気が要ることです。「自分は人とうまく付き合えない」と思ってしまうため話しかける勇気がなくなります。また、前にも言いましたが、知らない人と会うのは怖いので話しかけることが出来ません。そして話しかけられても上手く喋れないので浅い関係で止まってしまいます。微妙な距離感で止まってしまった人と話すのは初対面の時より難しいです。話題のネタが無いですし。あ、でも何か近い匂いを感じた人とは結構喋れますよ。物理学科最高。

 

7. 恥をかくかもしれないという理由で、個人的な危険を冒すことや何か新しい活動を始めることに対して、異常なほど引っ込み思案である。

6は飛ばして7書きましょ。これに関してはこの間まで当てはまらないな~と思ってたんですがどうもガッツリと当てはまっちゃってるみたいです。自分には似合ってないとか人の目が気になったりして今一歩足を踏み出せない時があります。よく分かりませんが本当にやる直前に止まってしまうのです。

割りと「あ、これかっこいい」だとか「これできるようになると良いよなぁ」と思って始めることは多いのですが今思い返すとどれも一人でこっそりと誰にも見られずに出来ることばかりです。自分で満足するまで絶対に人に知らせませんし、見せびらかすことはありません。だって恥ずかしいし。 まだまだ未熟なのに人に見せて笑われたらどうしようと考えてしまいます。あと、全く出来ない分野に挑戦するときはかなり抵抗があります。やってて自分で恥ずかしいんだもん。仕方ないね。また、新しいことを始めたと知られるのも嫌ですごく抵抗があります。いやだって恥ずかしいし。

一人でこっそりと出来ることですらこれです。人前でやったことない、慣れてないことをするのはものすごく抵抗があります。「おい、ちょっとやってみろよ」と言われても失敗を恐れて何も出来ません。そういう状況から逃げられるなら良いですが、逃げられない時はもう悲惨です。その経験がさらに積み重なって症状が悪化します。何回も言いますが、恥ずかしいことは恐怖なのです。

6. 自分は社会的に不適切である、自分には長所がない、または他の人よりも自分が劣っていると思っている。

これ。多分1~7全ての原因がこれ。私は自己評価が恐ろしく低いです。常に劣等感に見舞われています。つらい。

私は自分のことを全く評価していません。それは外見、内面、性格、・・・やることなすこと全てにおいて、です。まぁ実際に全く容姿も良くないし、頭も良くないし、性格もクソだからね。これは自分に自信が全く持てないことにつながっています。みんなどうやったらそんなに自分に自信が持てるんだ・・・

>1.人からの批判、否認もしくは拒絶に対する恐怖のために、重要な対人接触のある職業的活動を避ける。

自分に対して非常に評価が低いですからすぐに人からの批判、否認されると考えてしまいます。当然相手からの自分の評価も低いと考えてしまい、「どうせ嫌われるんだろうな」とかネガティブなことを次々と連想します。

>2. 相手に好かれていることを確信できなければ、他人と関係を持ちたいと思わない。

自分は本当に取るに足らないクズと思ってますから初対面で相手に好かれていると確信は絶対に出来ません。

>3. 恥をかかされることや馬鹿にされることを極端に恐れて、親密な関係の中でも相手に遠慮してしまう。

これは自分の自信の無さのために起きます。恥をかかされることや馬鹿にされることを極端に恐れるのは自信の無さのためです。

>4. 人が集まる社会的な状況で、人に批判されることや拒絶されることに心が捕らわれている。

自分は他人に比べて劣っていると考えているため人に批判されることや拒絶されるとを想像してしまいます。そもそも褒められたことが全然無いので人前でポジティブなイメージが出来ません。

>5. 『自分は人と上手く付き合えない』という不適切感によって、新しい対人関係がつくれない。

この不適切感はまさに他人に比べて劣っていると考えてしまっているのが理由です。

>7. 恥をかくかもしれないという理由で、個人的な危険を冒すことや何か新しい活動を始めることに対して、異常なほど引っ込み思案である。

これも恥をかくかもしれないという感情は自分に自信が無いために起こります。というのも、新しく始めることでも自分がやると全然駄目で白い目で見られるのではないかと考えてしまいます。

 

自己評価が低いことの影響をいくつか・・・

まずコミュ症になります。人と合うときは大抵心の中で土下座しています。自分より能力の高い相手と会ってると考えてしまうのでどうしても腰が引けてしまいどう会話していいか分からなくなります。これは1の「重要な対人接触のある職業的活動を避ける」と合わさって苦しめてきます。まぁそんなこんなで人と関わりたくないです。あと急に話しかけられることに弱いです。あいさつとか準備してないとまともに返せません。

会話の輪の仲に入れないのはまぁ普通のコミュ症ですかね。

あと女性と話せなくてヤバイです。事務的な内容でも物凄く抵抗があります。話しかけ/話しかけられても上手く喋れません。これは自己評価が低いためにちょっとしたきっかけで嫌われてしまうと考えてしまうためです。対人関係の中でも女性との関係は特にひどいです。みんなどうやったらそんなに喋れるんだ・・・・

 

 

と、長々と書いたけど今は特に気分が落ち込んでいる訳でも無いからあんまりひどくはないです。今思い返すと回避性人格障害は嫌なことを目の前にすると顕著に現れます。

あとこの記事、気分が落ち込んでいる時に加筆訂正しましょうかね。ここまで読んでくれた人には感謝しかないです。ありがとうございます。